積層式護符型着火具-雷火-とは？

火というのは、古来から特別なものでした。
ギリシャ神話では、火を盗み出して人類に与えたプロメテウスは神々に罰せられましたし、日本神話では、火の神である火之迦具土神は生まれた時に母神を焼き殺してしまうというように、非常に強力であり重要なものと考えられていました。

物理的にいっても、火というのは、私たち人間に多くの恩恵を与えてくれているものですが、霊的な分野においては、その明るさで闇を祓い、魔を近寄せない力を持つとして古くから使われてきています。

龍音堂では、様々な護符を作っているわけですが、パワフルな火を使った護符というのは、いつか作りたいと試行錯誤を重ねてきました。
今回の雷火が完成するまでに、実は試作品がいくつも存在しており、こちらは5代目になってようやく市販可能な製品となったのです。

火を出すための機構としては、信頼度が高くシンプルなZippoを利用し、そのカバー的部分に積層式護符の要素をこれでもかと詰め込んでいます。

金属と木材の積層や、シジル、数や形の理論だけでなく、デザインとしても唯一無二のものとなるようにしつつ、単なるデザインではなく、それが火の力を強くするための意識誘導になるように考えられています。

オニキスとカーネリアンを配置することで、エネルギーの活性化と邪気に対抗するエネルギーを発生させるようにデザインしてありますので、持ち運ぶだけでも邪気や穢れといったネガティブなエネルギーに対抗する強力な護符となりますが、雷火の真価はやはり炎です。

清浄な炎を生み出すようにデザインされた雷火の炎は、見ているだけで心身が落ち着き、勇気をうみだすようなエネルギーがありますし、炎の力で邪気や穢れなどを取り除いてくれます。

さらに、脱落防止をかねて配置している積層型リングも、そこに指を通すことで持ち主の火のエネルギーを強くし、下のように手に通してから火をつけることで、自分自身のエネルギーと、雷火のエネルギーを相乗効果で強くすることもできます。

【積層式護符型着火具-雷火-の原理とエネルギー】

積層式護符型着火具-雷火-は、炭や銅といった金属を使って、いわゆる「気」を動かすための古来からの技法と、ウィルヘルム・ライヒが提唱した「オルゴン理論」を組み合わせて作っています。

一般的に販売されているオルゴナイトなどは、ライヒ自身が提唱していたネガティブなエネルギーにさらされると、逆にオルゴンが変質しネガティブなエネルギーを発するという「ＤＯＲ（デッドリーオルゴン）」の理論をほぼ無視しているために、場合によっては危険なのですが、積層式護符型着火具-雷火-はエネルギーの方向性を常に良い方向にするために、古来から神殿や聖地などで使われていた「角度」、そして「図形」の力を利用していますので、一度、エネルギーをセットしてしまえば、危険なエネルギーに変質することなく、常に安定して身を守るためのエネルギーを放出するようになっているのです。